地震が起きた時の適切な行動と不適切な行動を解説します。

居場所別対応マニュアル

地震が発生した時の対応マニュアル

日本でもっとも多い災害のひとつに「地震」が挙げられますが、大規模な地震が発生した時に自分が「何処に居るか」によって対応は異なります。

 

たとえば自宅を含む建物内に居た場合、移動もままならないような大きな揺れであればテーブルの下などに隠れてやり過ごし、揺れが収まってから外に避難するというのがセオリーです。

 

燃える家

また、地震による火災に備えて必ず「ビニール袋」を用意しておく事も大切です。

 

火災が発生した場合、人命を奪うのは火ではなくであるケースが大半を占めている為、火災発生時に煙を吸い過ぎないようにビニール袋を確保しておく事が重要なのです。

 

 

また、同じ建物でも地震発生時に人が多く集まり易い商業ビルに居た場合、すぐに出入り口へ向かうのはNGです。

 

何故なら多くの人は我先にと出入り口を目指す傾向があるので、集団行動による二次被害を引き起こすリスクが高いからです。

 

そのため、地震が起きた時に商業施設に居るような状況だった場合は出入り口へ向かうのではなく、なるべく非常口を探して外へ避難するように心掛けることが大切です。

 

 

 

 

地震が発生した時、屋外に居た場合はまず第一に「頭上に注意を払うこと」、そして「周囲に突っ込んできそうな車が居ないかのチェック」、「陥没や亀裂の恐れが無いかのチェック」などを行う事が大切です。

 

さらに屋外では絶対に水辺に近づかない事をしっかりと頭に入れておくと津波による二次被害のリスクを軽減する事が出来ます。

 

地震が来た時のために家族間でルールを!

 

 

地震発生時にエレベーターに乗っていたら

地震発生時、建物の中や屋外に居た場合は冷静に対応すれば比較的、容易に身を守る事が出来ます。

 

しかし地震発生時にエレベーターのような密室に居た場合、身を守るために出来る事は非常に限定的となります。

 

もしエレベーターに乗っている際に地震が起きてしまったら、まずは「全ての階のボタンを押す事」が大切です。

 

そして最初にエレベータのドアが開いた階で降り、必ず階段で避難するように心掛ける事が大切です。

 

もしエレベーターに閉じ込められてしまった場合は長期戦を覚悟し、なるべく体力を消耗しないように身体を休める事が大切です。

無事外へ出ることができたら、予め家族間で決めていた集合場所に向かいましょう。

 

 

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