安全確認の手順
地震が起きた場合にまず行うべき事
日本は世界でも有数の地震大国として知られていますが、もし日常生活の中で大きな地震に見舞われてしまった場合は最初に「家の中の安全確認」を行うことが何よりも重要となります。
地震の揺れは人々に恐怖心や不安感を与えますが、揺れそのもので命を落とす人はほとんど居ないというのが現状です。
むしろ地震の揺れによる「落下物」や「火事」などによって命を落とす人が大半を占めている為、地震が起きた時はまず第一に家の中の安全確認を行う必要があるのです。
地震で家の中が揺れている時はとにかく身の安全を確保する必要があるので、落下物から身を守るためにテーブルの下などに隠れて揺れが収まるまでやり過ごす事が大切です。
地震の揺れは長くても数十分くらいですので、次の余震が来るまでの間に家の中の安全確認を行ったり避難ルートの確保を行なったりします。
その後、あらかじめ家族間で話し合って取り決めておいた避難場所を目指して移動を開始するというのが地震発生時の基本的な対応となります。
家の中の安全確認の手順について
地震発生時はとにかく身の安全を確保する為にテーブルの下などに隠れ、落下物から身を守りながらひたすら揺れが収まるのを「待つ」というのがセオリーです。
その後、最初の地震による揺れが収まったら次の余震が来るまでのインターバルを利用して「家の中の安全確認」を行います。
家の中の安全確認を行う手順としては、まず第一に「火の気の沈静化」が挙げられます。
地震が発生した際に多いのは「火事による人命被害」ですので、家の中の安全確認で真っ先にやるべきなのはガスの元栓を締める等、火事の発生を防ぐ為の対策です。
また、次の余震によって落下する可能性のある物が家の中に無いかを確認してみて、もし余震の影響で落下してきそうな物があれば低い位置に移動しておく事で家の中の安全を確保する事が出来ます。